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潜在意識と向き合う方法|今日からできる5つのステップ

論理と感情の話

はじめに

「考えすぎて動けない」
「分かっているのに変われない」

このような状態から抜け出すためには、
潜在意識(無意識)の働きに気づき、向き合うことが必要です。

ただし、潜在意識は意識的にコントロールできるものではありません。

重要なのは、無理に変えようとすることではなく、
仕組みを理解し、扱い方を変えることです。

本記事では、潜在意識と向き合うための具体的な方法を、5つのステップで解説します。


潜在意識と向き合うとはどういうことか?

潜在意識と向き合うとは、
無意識に起きている思考や感情に気づくことです。

人は気づいていないものを変えることはできません。

まずは、

  • 何を感じているのか
  • どのように考えているのか

を認識することが出発点になります。


ステップ① 感情に気づく

最初のステップは、感情に気づくことです。

  • 不安を感じている
  • イライラしている
  • 自信が持てない

感情は、潜在意識からのサインです。

まずは、それを否定せずに認識します。


ステップ② 思考を観察する

次に、自分の思考を観察します。

例えば、

  • 「どうせ失敗する」
  • 「自分には無理だ」

といった思考が浮かんでいないかを確認します。

これは認知行動療法でも用いられる方法であり、
思考と感情の関係を理解するために重要です(Beck, 1976)。


ステップ③ 書き出す

頭の中だけで考えていると、思考は整理されません。

そのため、

  • 感情
  • 思考
  • 状況

を書き出します。

これにより、無意識だったものが
言語化され、客観的に捉えられるようになります。


ステップ④ 行動を少しだけ変える

潜在意識は、行動によって更新されます。

そのため、

  • 小さな一歩を踏み出す
  • いつもと違う選択をする

といった行動が重要です。

大きく変える必要はありません。
小さな変化で十分です。


ステップ⑤ 経験を積み重ねる

行動によって得られた経験が、
新しい判断基準になります。

この繰り返しによって、
潜在意識は徐々に変化していきます。


なぜこの方法で変化が起きるのか?

このプロセスは、認知行動療法の考え方に基づいています。

  • 思考を認識する
  • 行動を変える
  • 経験を更新する

これにより、無意識のパターンが再学習されます。

認知行動療法は、不安や抑うつに対して有効であることが示されています(Hofmann et al., 2012)。


まとめ

潜在意識と向き合うためには、特別な能力は必要ありません。

  • 感情に気づく
  • 思考を観察する
  • 書き出す
  • 行動を変える
  • 経験を積み重ねる

この5つのステップを繰り返すことで、
無意識のパターンは少しずつ変化していきます。


関連記事

ネガティブ思考はなぜ止まらないのか?
→ 無意識がどのように思考を生み出すのかを解説しています

潜在意識と向き合うと何が変わるのか?
→ 実際にどのような変化が起きるのかを解説します


参考文献

・Cognitive Therapy and the Emotional Disorders(Beck, A. T., 1976)
→ 概要:思考(認知)が感情や行動に影響を与える仕組みを示し、認知行動療法の基盤となった理論。

・The efficacy of cognitive behavioral therapy(Hofmann, S. G. et al., 2012, Cognitive Therapy and Research)
→ 概要:認知行動療法が不安や抑うつなどに有効であることを示したレビュー論文。
→ NCBI:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3584580/

・A new look at habits(Wood, W. & Neal, D. T., 2007, Psychological Review)
→ 概要:習慣が意識的意思決定ではなく自動化された行動として機能することを示した研究。
→ NCBI:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2760866/

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