SNSフォローボタン
ミハリン|人生設計ラボをフォローする

自分で自分を褒めてあげることの効用|自己評価が人生を変える理由

論理と感情の話

「自分で自分を褒めることが大切」

そう言われても、どこか抵抗を感じることはありませんか?

・自分を褒めるなんて甘えではないか
・そんなことをしても意味があるのか
・他人に評価されてこそ価値があるのではないか

こう感じてしまうのは、ごく自然なことです。

しかし結論から言うと、
自分で自分を評価できるようになることは、人生の安定に直結します。

なぜなら、人は「どこで評価されるか」によって、
感じる安心や行動のしやすさが大きく変わるからです。

この記事では、自分で自分を褒めることの意味と、
それがどのように人生に影響するのかを解説していきます。


他人の評価に依存すると不安は消えない

まず理解しておきたいのは、
他人の評価はコントロールできないということです。

・評価する人が変わる
・状況によって基準が変わる
・同じ行動でも評価が分かれる

つまり、どれだけ頑張っても
「常に満たされる状態」にはなりません。

その結果、

・評価を気にし続ける
・安心できる瞬間が短い
・不安が繰り返される

という状態になってしまいます。


自分で評価できる人は「安定」している

一方で、自分で自分を評価できる人は、
感情が安定しやすくなります。

なぜなら、

・評価基準がブレない
・他人の反応に左右されにくい
・自分で納得できる

状態になるからです。

ここで重要なのは、
「過大評価すること」ではありません。

自分の行動や努力を、自分で認められる状態です。


自己評価は「行動」を生み出す

自分で自分を認められるようになると、
行動にも大きな変化が生まれます。

・少し挑戦してみようと思える
・失敗しても立て直せる
・完璧でなくても動ける

これは、心理学でいう「自己効力感(self-efficacy)」に関係しています。

自分はできるかもしれない、という感覚です。

この感覚がある人ほど、
実際に行動し、結果を出しやすくなります。


自分を褒めることは「現実逃避」ではない

「自分を褒める」と聞くと、
現実を見ていないように感じるかもしれません。

しかし実際は逆です。

・できたことを認識する
・小さな前進を評価する
・次の行動に繋げる

これは、現実を正しく見るための行為です。

むしろ、

・できていないことだけを見る
・常に自分を否定する

こうした状態の方が、現実を歪めて捉えています。


他人評価から自己評価に軸を移す

ここまでの話をまとめると、

・他人評価:不安定でコントロールできない
・自己評価:安定していて自分でコントロールできる

という違いがあります。

評価の軸を外から内に移すことが重要です。

これができるようになると、

・不安が減る
・行動しやすくなる
・継続できる

という変化が起きます。


まとめ:自分を認めることが行動と安定を生む

自分で自分を褒めることは、

・甘えではない
・現実逃避でもない

行動と安定を生み出すための土台です。

他人の評価だけに依存している限り、
不安はなくなりません。

しかし、自分の中に評価軸を持つことで、
安心して行動できる状態を作ることができます。


次の記事では、
「どうすれば自分を素直に褒められるようになるのか?」について解説します。

実際に使える具体的な方法を紹介していきます。

関連記事
▶︎ 他人からの評価に怯えていませんか?|評価軸を取り戻すための思考と行動
▶︎ なぜ他人の目がそんなに気になるの?|脳と環境から見る原因
▶︎ 他人の目を気にしない方法はあるの?|無理に消すのではなく“扱う技術”
▶︎ どうしたら素直に自分を褒められるのか?|自己評価を習慣にする具体的方法


参考文献

・Bandura A.
“Self-efficacy: Toward a unifying theory of behavioral change.”
Psychological Review. 1977;84(2):191-215.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/847061/
(自己効力感=「自分はできる」という感覚が行動に影響することを示した理論)

・Deci EL, Ryan RM.
“Self-determination theory: A macrotheory of human motivation, development, and health.”
Canadian Psychology. 2008;49(3):182-185.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19963395/
(人は「自分で選択している感覚」を持つことで、動機づけと安定が高まることを示す理論)

・Neff KD.
“Self-compassion: An alternative conceptualization of a healthy attitude toward oneself.”
Self and Identity. 2003;2(2):85-101.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15296574/
(自分に対して思いやりを持つことが、精神的安定や回復力に繋がることを示した研究)



コメント